2019年 10月 14日
6月に猫を見送った。
通勤途中にダンボールから拾った出会いに始まり、17年の歳月を過ごした。
私が飼い主で幸せだっただろうか?幸せにできただろうか?
猫は話さないから、答は分からない。
最期まで飼わせてくれたことを、ありがたいと思うことにする。
それから確かなことは、私はとても幸せだったということ。
猫というより、縁あってうちにきた「ねね」がとても好きになって、
死んでしまってからも、いつまでもやっぱり好きだ。
死がわかつものは、
一緒に過ごす時間だと思っていたけど
思い返すたび、出会えて良かったなぁ。と思う。
思い返すたび、暖かい想いが去来する時間をくれる。
猫に限らず、人でも亡くなってしまった方に対して思うのは、
良い出会いというのは、ずっと光り続けるものなんだなぁ。
と、つくづく思う。
肉体のあるなしに関わらず。
むしろ肉体のなくなってしまった方が、
関係が悪くなりようがないから
余計美しさを増すというか。
それでも丸くなって眠っていた椅子とか見ると
まだ当分、涙は滲むだろうけど。
たくさんの幸せをくれて、どうもありがとう、ねね。
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by ogakyo
| 2019-10-14 11:14
| 猫モノ
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