2020年 08月 18日
何というかわいさ・・・!と舞い上がっていたのですが、
続くお部屋は、デザインのデッサン、挿絵、工場への微に入り細を穿つ指示、皆川氏の走り書きメモ、
工場職人たちの熱い動画、そして何十年と着続けられたミナのお洋服を思い出と共に展示されたお部屋
(亡くなった妻が20年間お気に入りで来ていたワンピース、とか)があり、
出口にたどり着く頃にはすっかりプロフェッショナルの気概に当てられ、ぐったりして出てきました。
100年続くものづくりを・・・そこには情熱がなければ!
そう、つまりはこれ。
今年の始めくらいだったか、人生初のスカート作りにチャレンジして、
服を作る、というのはこんなにも工程があったのか!と体感したところでしたので、
余計すごさを体感しました。
手間をかけるということ、自作の場合は裾にリボン縫い付けるのに、たぶん2mm幅くらいで
慎重にゆっくり縫いましたよ。ってのが、今のレベルの私にできる精一杯の手間(笑)
刺繍の予定が手間かかりすぎるからリボンに変更したし。しかも歪んだし。
シンプルな洋服が好きで、強いていうなら多少ポケットフェチというかポケットマニアなので、変わったポケットがついてる服だと思わず買ってしまいますが、
今度服を作る時は情熱をもって、変なポケットをつけようと決めました。
アイディアを妥協せずに形にしてゆく揺るぎない信念を見習おうと感じた展覧会でした。
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by ogakyo
| 2020-08-18 14:55
| デザイン
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